デュアルシステム(長期就業体験)
産業の現場で長期的に実践的な知識や技術・技能に触れることにより、学校の学習と職業について生徒の理解を促進し、学習意欲を喚起するとともに、主体的な職業選択能力や高い職業意識の育成とコミュニケーション能力の向上を図る。
※この事業は浦添商業高等学校が沖縄県より委託を受け、行っている取組みです。
【実施校】
沖縄県立浦添商業高等学校 国際観光科
大城 遥さん & 上間 鈴香さん
【実施詳細】
期間 : 平成24年10月17日(水)~平成25年1月30日(水)※毎週水曜日
場所 : (1)那覇空港観光案内所(国際線)/(2)海外インターンシップIn上海
(1)那覇空港観光案内所<国際線>
- 研修目的
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那覇空港国際線ターミナル内の観光案内所で研修することで外国人観光客とのコミュニケーションの取り方や外国人観光客のニーズを学ぶ。
また、沖縄の観光について学び海外インターンシップにつなげる。
- 研修内容
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◆外国人観光客の対応、観光案内
◇多言語で挨拶をしお出迎え
◆来訪者のカウント
◇お客様に案内した内容をまとめる。
(2)海外インターンシップin香港
- 1.目的
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平成24年度県民提案型グッジョブ推進事業「就業体験の深化および観光産業界と連携した人材育成の取組み」の一環として海外プロモーションの現場を体験し、国際的なコミュニケーション能力の向上を図る。
<参加者>
OCVB職員 : 2名、ミス沖縄1名
浦添商業高等学校 : 引率1名、生徒 : 3名 - 2.参加イベントについて
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イベント名 : Diving & Resort Travel Expo Hong Kong 2012
<ダイビング・リゾート旅行博覧会2012>
会場 : 香港コンベンション&エキシビジョンセンター
出張日 : 平成25年12月13日(木)~平成25年12月18日(火)
イベント要綱 : アジア太平洋地域におけるダイビングを主体とした旅行博である。 - 3.研修内容
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<出発前>
・那覇空港観光案内所にて研修
・旅のしおりの作成(香港についての情報を自ら調べる)
・英語で沖縄の簡単なPR文を作る
・沖縄の写真パネルを選ぶ(見た人が沖縄をイメージできるもの) -
<現地>
・ブースの施工(どのようにしてブースができるのか学ぶ)
・琉装をし沖縄ブースにお客様を呼び込む
・来場者へ試食品の配布
・沖縄に関するアンケート調査
・現地視察(香港について実際に見て学ぶ)
【現地でのスケジュール】
1日目 香港入り
2日目 沖縄ブース施工・準備
3日目 沖縄ブースにて来場者対応
4日目 〃
5日目 現地視察・観光
6日目 沖縄へ -
<研修後>
・アンケートの集計・分析
・報告書の作成
・海外インターンシップの報告会 - 4.感想/成果
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崎浜 奈美
ブースの施工から参加することで、沖縄に観光客を呼び込むために世界中で頑張っている人たちがいるということを知りました。世界中の中から沖縄という場所を選んで来ていただき、満足してもらう為に日ごろから考える必要があることが大事だと学びました。
また、香港の町を見て「沖縄にもあったらいいな」と思うことや、「沖縄はやっぱりいいところだな」と思うことが多くあり、その違いを学ぶ事ができました。同じアジアでも、文化もまったく違っていて有意義な6日間を過ごすことができました。
今回学んだことを、今後のしんろや高校生活に生かして行きたいです。
上間 鈴香
私がにとって、このインターンシップが初めての海外で、今回の経験を通して自分の知らない世界を見ることができ、色々な事を学び、とても為になりました。その中で、日本とはとても違うと感じたのはお客様に対するサービスです。日本のサービスは、改めて素晴らしいと感じました。
また、香港で沖縄の為に頑張っている方々と関わることができ、現地の文化に触れるだけでなく日本の良さをちゃんとアピールできるような人になりたいと思いました。その為には、沖縄の歴史文化もきちんと学び、語学の必要性も改めて感じました。
今回の海外インターンシップで本当に為になる経験ができました。
大城 遥
今回、私が一番大変だと感じたことは、海外の方々とのコミュニケーションです。言葉が通じない中、自分から話をかけることができなかったのはもったいないと感じました。
この海外インターンシップを通して、自分自身も成長でき、語学力のレベルなども知ることができました。香港では日本と違う所がたくさん発見でき、自分にとって大きく成長した部分もあり、色々なことに気づかされる部分もあり、とても貴重な体験ができたインターンシップになりました。
この経験をしたからこそ、学校の授業を前より意識して、大切に受けたいと思うようになりました。海外インターンシップを他の高校生にも体験してもらい、これからの将来につなげていける人を増やすべきだと思いました。